君はひとりぼっちじゃない

嵐のなかを進むなら
顔を上げて前を向こう
そして暗闇を決して恐れるな
嵐が過ぎ去ったそのさきに
澄みきった青空が広がっている
小鳥たちの美しい音色が響いている

風に立ち向かっていこう
雨にうたれても歩みを止めず
たとえ夢破れようと

前に進もう 希望を胸に抱いて進もう
君はひとりぼっちじゃない
君はひとりぼっちじゃない

前に進もう 希望を胸に抱いて進もう
君はひとりぼっちじゃない
君は決してひとりじゃない


特別な思いがあるミュージカル「回転木馬」のナンバー『You’ll never walk alone』から。
残された時間に恐怖を感じないために…

1945年のミュージカル「回転木馬」のためにリチャード・ロジャーズとオスカー・ハマースタイン2世によって作られた曲なんだけど、その後も多くのアーティストによって歌われてる。

この曲は、リヴァプールのマージービートバンド、ジェリー&ザ・ペースメイカーズ(Gerry and the Pacemakers)によって1963年10月26日から4週連続でイギリスシングルチャート1位を記録した。

この人気を受けて後に地元のサッカークラブであるリヴァプールFCのサポーターソングとして歌い継がれる様になって、試合開始前と終了後に常に歌われるクラブの愛唱歌となった。
因みにホームスタジアムのアンフィールドには1970年代の栄光の時代の監督、ビル・シャンクリーの名を冠したシャンクリー・ゲートと云う門が存在するんだけど、その門の最上部にはYou’ll Never Walk Aloneの文字が刻まれている他、リヴァプールFCのエンブレムにもこの文字を冠している。

この曲名の意味は、「君は一人じゃない」。
シンプルながらも力強いそのメッセージは多くの国で愛され、この言葉は東北地方太平洋沖地震が発生した直後、日本サッカー界でもスローガンとなった。

「回転木馬」あらすじ…

アメリカ東海岸の小さな漁師町に、マリン夫人の経営する移動遊園地がやってくる。
退屈な田舎町にとっては、待ちに待ったイベントだ。
遊園地の回転木馬で働く暢気な青年ビリー・ビゲローは一番の色男で、彼を目当てに、街中の娘たちは着飾って遊園地に出掛けた。
ある日、ビリーは、バスコム綿工場で働く純真で素朴な心をもったジュリー・ジョーダンの心をとりこにして結婚する。
幸福な二人だったが、丁度ジュリーの妊娠がわかったとき、ビリーは、マリン夫人の嫉妬により失職してしまう。
家族のためにまともな生活を願うあまり、ビリーはチンピラ・グループに誘われて強盗を企てる。しかし逮捕され刑務所に送られることになったとき、ビリーは自ら生命を絶ち「あちらの世界」へ送られてしまう。

しばらく経ち、「あちらの世界」で暮らしていたビリーは、自分の子供が苦難に陥っていると聞きつけ、星守に許可を得て一日だけ村に戻ることが許されるが、地上ではすでに15年の年月が流れていた。
初めて見るビリーの子供、娘のルイーズは友達のいない孤独な十代の子供に成長し、しかも父親が強盗だったということに対する周囲のいじめと冷たい視線は、彼女の生活に大きな影を落としていた…。

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