繰り返される。

人の痛み
与えた方は忘れるが
与えられた方は…忘れたくても忘れることができない。

消えないココロの傷になる。

年が明けてもまだ続く悪夢。

昨年からではあるが聞きたくない…人から聞かれたくない質問がある。
ある「仕事」の話。

今まで培ってきた場所に、気分を害する奴がうろつくので
気持ちを切り替えて新しく笑える場所を広げる。
それでも、新しい環境にすぐに馴染めるわけでもなく、培った場所に気持ちが揺らぐ。
何度となく覗き込んだ店前から逃げるようにUターンしても、時間をかけて築き上げた関係を簡単には切り離すこともできず、隠れるように足を運び続ける。

そこで新しい出会いも無論あり、他人に興味を持つことは至極当たり前の事であったが、プライベートに踏み込み過ぎないのが暗黙の了解でもあるのが夜の店の良識であった。
しかし、人間関係が構築されてくれば一歩踏み込んだ会話になるのも当然の結果である。

「仕事は何をされているんですか?」

知ったからといって大きく何かが変わるわけでもない、無難な会話の質問でもあるが…質問を投げ掛ける相手によっては、深く傷をえぐる事にもなるのである。

「天ぷら屋をされてるんですよね…」

半笑いで合いの手をいれる者がいる。

「でも店を奪われたんでしたっけ!?」

っと、自ら狙って発した言葉で「その場」に笑いをつくる。
質問を投げかけられた本人も、「そうそう…だから今はニートです」と…会話を終わらそうとするが…空気を読めない者もいる。
大概「何故?」「誰に?」の興味が尽きない。
しかも「誰?」の張本人が店に出入りしているから面倒くさい。

まぁ…失った時点で、全てを捨てることが出来れば良かったんだけど…
手塩にかけて築いた店、想いを込めて育てた店舗ブランドを捨てきれず、
昨年までは予約の仲介なんかしていたが…やっと断捨離できそう。

人生を変えたいと言った男に、多くの金や知恵や時間を消費しチャンスを与え…店を任せた男にも幾度も裏切られたにも関わらず、涙を見せられ許してきたが…。
些細なこと、年末年始の挨拶も出来ないほどの不義理な男になってくれたおかげで、色々と気持ちを整理できたのだ。

しかし…それでもまだ、繰り返される…笑えない「ネタ話」…。

どんなに努力しても駄目なことはある。
それでも、努力し続けるしかない。

無知が故に規則を無視し、
「知らなかった」と開き直れる者は罪である。
努力も無き正義を振りかざし、
「大丈夫!」と傍観者になる者は罪である。
気持ちを満たすが為に、
人を陥れる者は罪である。

アメリカの州では、犯罪者の家に看板を掲げてアピールする法律が施行されている…本当に日本は平和だ。
痛みを負った者からすれば「犯罪者の子供は犯罪者」なのである。

人の痛み、与えた方は忘れるが、与えられた方は忘れることができない。

それでも、逃げずに向き合えば、前に進める。
限られた残りの時間、精一杯生きてやろう。

自分の道を突き進んでいこう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です