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依存してはならない

誤解を恐れずに言えば、仲間なんていらないのだ。


こう言うと、「冷たいやつだ!」とか「こいつと一緒にいたくない!」なんて思う人もいるでしょ?
まぁ…そう思うなら思うで僕は構わないよ。
君の代わりなんていくらでもいる。

この「仲間」ということに関して、「仲間」の対義語は「敵」だけではない。
それは「主人公」という言葉だ。
「仲間」と言い出すやつは、たいてい自分を主人公として意識している。

要するに、自分が一番主要なキャラクターで、その周りのやつらが「仲間」なのだ。

しかし、相手があなたのことを主人公で、自分は仲間の one of them だと思っているかというと、もちろんそんなことはない。

相手は相手で自分が主人公なのだ。

まぁ…何が言いたいかというと、過剰な仲間意識は、ただの感情の押し売りにしかならないということだ。

過度な仲間意識を持ってしまったがために関係が歪んでしまうことも少なからず存在する。

だからこそ、僕は決して人に依存しない人生を選択する。


僕は「ペテン師」なので、仕事上で「仲間」と言うワードを使うことはある。

以前、健康食品の通販会社にお世話になったことがある。
この会社はとても癖が強かった。

その社風は「家族」や「仲間」というテーマだったんだけど、テーマに収まらず…個々人に「おやじ」「おかん」などのポジション的な役割を与えるんだ。
そして、日々の業務は家族という名の「社員」を集め、自己啓発的なミーティングで「おやじ」という存在の社長が、個々の「心」に土足で入り込んでくる。
土足で入り込まれる「ターゲット」は、その日の社長の気分でもあったが…ターゲットが決まれば数日から数週間かけて服従するまで追い込んでいく感じであった。
この追い込みだけで満足せず物足りなくなった際には「減給」という処分で服従欲を満たしていたこともあった。

しかし、その日は突然来た
社長からのフラグが僕に立った。

ある日…「なにをしに会社に来たのか?」…っと、僕に問いかけてきた。

返答する言葉の選択を間違えるわけにいかない。

だがしかし、この質問とフラグを僕に立てることは…僕の筋書き通りだったである。
早い段階で、社長やスタッフ達の「心」に「インパクト」を残し、社内での地位を断固たるものにするためには、このシナリオのエンディングまで無事に進める必要があった。
ただ無事に進めるだけでは無意味であった。
これを完璧に無傷でクリアーすることを、全員に見せつけることが大事だったんだ。

もちろん、何も難しい事はない。

これは自分自身で描いた筋書きである。
返答する言葉は決まっていた。

「『仲間』を探しに来ました。」

この筋書きのストーリーは、僕が「主人公」なのだ。
タイミングをみて一筋の涙を流すことをすれば、その場の全てを物語へ誘い完結する。

過剰な仲間意識は、感情の押し売りになり歪みが生じるが、
適度な仲間意識というのは、人の正義たる感情を揺さぶるのである。

僕に向けられたネガティブな感情はポジティブへと変わり、
当初の僕の筋書き通り、社長からの信用を勝ち取り、側近者のポジション、社内でも安定した最高額の給料を手にすることが出来た。
無論、これを良く思わない古参者もいたが…まったく気にしなかった。

まぁ…これが、僕の「ペテン師としてのビジネス」の進め方なのである。

誤解を恐れずに言えば「仲間」なんて言葉はいらない。

主人公は、誰も傷つけてはいけない。

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